沖縄本島のダイビング見どころ

沖縄本島は日本各地からダイレクトインでき、宿泊施設やダイビングサービスも多いため、講習やビギナーダイバーの受け入れ態勢も充実しています。ダイビングのベースとなるのは那覇～本部半島にかけての広いエリアで、「青の洞窟」で有名な「真栄田岬」がある恩納村、水納島（みんなじま）、瀬底島（せそこじま）、伊江島など本部半島（もとぶはんとう）の沖に浮かぶ島々や、那覇からボートで潜りに行くケラマ方面など、ポイントのバリエーションが豊富です。 美しいサンゴ、息を飲むほど神秘的なブルーの世界、かわいい南国の魚たちなど見どころも満載！　滞在先や利用するダイビングサービスによって潜るポイントが変わってくるので、事前に確認してから予約を。

潜り方

ビーチ・ボートダイビングともにさかん。ケラマを潜る場合は１日海に出っぱなしになることが多く、船上でランチ＆休息を取ることが多い。

ツアー

２泊３日からが主流。

宜野座

沖縄県国頭郡宜野座村

ハード系のサンゴがメイン

昔ながらの文化・風習が今でも生き残り、沖縄らしい魅力にあふれた宜野座村。沖縄本島の辺戸岬と喜屋武岬のほぼ中間に位置する。 宜野座は、初心者でも楽しめる海。水深は20m前後で指枝サンゴなどハード系のサンゴがメインで緩やかなタナになってる。生き物は、クマノミ6種類やカメも見られる。透明度がいい時は25mにもなる。 高速インターが近くにあり、南部・中部・北部から気軽にアクセスできるのもうれしい。

金武湾

沖縄県国頭郡金武町

沖縄本島屈指の湾で独特の地形と生物を楽しむマニアックダイビング

沖縄本島の中央部・東海岸に面した金武湾は、本島屈指の湾である。その沖には無数の浅瀬が連なっていて、地形的にも独特で特異な生態系が展開されており、珍しい生き物が見つかることもしばしば。浅瀬に囲まれた穏やかな湾は、古くから天然の良港として利用されており、たくさんのビーチが整備され、海水浴を楽しむ人も多い。一方では、石油、火力、石炭といった本島のエネルギー基地としても有名だ。 金武湾周辺5km圏内には、与勝半島と金武湾に浮かぶ平安座島を結ぶ海中道路や、世界遺産の勝連城跡、道の駅や鍾乳石のある洞窟おいしいタコスの有名なお店など、観光スポットも多く、アフターダイブには困らない。 海中は、豪快なドロップオフが楽しめる地形ダイビングや、最近人気のマッド（泥）ダイビング、サンゴ礁の癒しダイビングなどさまざまなスタイルを楽しめる。まだまだポイントは開拓中で、未知の世界がたくさん広がっていそうなダイビングスポットだ。

金武インター前

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深

ユビエダハマサンゴの群生が広がっています。個人的には、何でこんな所にサンゴがって感じです。調べてみると、オニヒトデや白化に強いサンゴらしいです。 ポイントの見所は、春先のコブシメやアオリイカの産卵でしょう。大型のイカを間近に観察できます。

カナグ

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深

パラオハマサンゴの群生が広がっています。初めて見たときは、不思議で鍾乳洞の中にいるような気になりました。 まだまだ金武湾は未知な世界がたくさんありそうです。

金武岬

レベル	初級〜上級者
エントリー	ボート
水深

豪快なドロップオフが続いています。推進５メートルから３５メートル以上で、うねりが少しでもあるとダイビングは無理です。 壁にそって降りていくと、運が良ければ小型のツマグロやネムリブカに出会えるかもしれません。

沖縄本島 砂辺

沖縄県中頭郡北谷町

都市型リゾートの雰囲気漂うダイビングエリア

　那覇から北へ車で約40分に位置する北谷町のポイントが「砂辺」だ。嘉手納飛行場などの米軍施設が町面積の約半分を占めている関係で、町内には西海岸をイメージした大型複合施設の美浜アメリカンビレッジがあり、ショッピング、グルメだけでなく映画、ボーリングなども楽しめる一大娯楽施設となっている。 　ダイビングはビーチエントリーが盛んで、ポイントとしては、階段状の地形が続く「遺跡ポイント」、ソフトコーラルが花畑のように広がる「砂辺No.1」、エントリーしやすく初心者や講習、体験ポイントとして最適な「砂辺カリフォルニアサイド」がある。クマノミやジョーフィッシュ、モンツキカエルウオなどのマクロ生物が豊富に生息している。

砂辺カルフォルニアサイド

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ビーチ、ボート
水深	0m～30m

ビーチからエントリーがしやすいので、体験や講習ポイントとしてピッタリ。ソフトコーラルの群生が色彩豊かでとても美しく、周りにはヤマブキスズメダイやロクセンスズメダイが群れている。レアなエビやカニの仲間や珍種に出会える確率も高く、初心者だけでなくマクロ派やカメラ派ダイバーにももってこい。

イナンビシ

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～23m

水深は5 〜 23mと浅めなので、初心者から楽しむことができる。クマノミの仲間はトウアカクマノミを除く5種類を観察することができる。他にもハナヒゲウツボやリュウキュウハタンポ、砂地のハゼ、甲殻類などマクロが充実している。

水釜

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ビーチ、ボート
水深	0m～20m

広い砂地に大きな根が点在している。砂地ではエイなどが見られ、水深20m付近にはトウアカクマノミもいる。アメリカ人ダイバーも多く、リーフの中は絶好のスキンダイビングスポットにもなっている。

砂辺NO.1

レベル	講習〜上級者
エントリー	ビーチ、ボート
水深	4m～20m

お花畑のように広がるソフトコーラルがとてもきれい。初心者にもやさしく、マクロ派にはたまらないポイントでもある。クマノミの仲間は4種類見ることができる。冬から春にかけては、グルクマの大群が押し寄せる。

沖縄本島 読谷

沖縄県中頭郡読谷村
沖縄本島中部の西海岸に位置する読谷村。「西海岸エリア」と称され、大型リゾートホテルが建ち並ぶ日本屈指のリゾート地として知られる。 　断崖絶壁の景勝地として有名な観光スポット「残波岬」はダイビングポイントとしても有名。海中も迫力あるドロップオフが待ち受けていて、流れも強い。 　また、港から沖へ800mのところにあるジンベエザメのいる生け簀で一緒にダイビングができるポイントもある。体験ダイビング、スノーケリングでも参加できる。 　読谷村周辺でのダイビングはポイントが近いため1本ごとに港に戻るスタイルだ。

こうり残波

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	〜45m

ドロップオフやクレバスがある地形ポイント。深さ5mからいっきに40mまで深くなっていて、ダイナミックな地形が楽しめる。最大水深は40 〜 50mだが平均水深は12mなので、ボートのアンカーを打つ位置や潜り方によって、初心者から上級者までレベルに合わせて楽しむことができる。

残波岬

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深

洞窟やトンネルだらけのダイナミックな地形が見どころ。アーチやクレバス、40mも落ち込むドロップオフなど変化に富んでいるので飽きることがない。ネムリブカやロウニンアジと遭遇する確率も高い。

沖縄本島 真栄田岬

沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1

絶大な人気を誇る「青の洞窟」がある本島屈指の有名ポイント

沖縄本島の西海岸中部の恩納村に位置し、サンゴ礁の台地である琉球石灰岩が隆起して出来た険しい海岸からは、東シナ海を一望できる絶景ポイントとして有名。岬の先端には丸い岩がそびえ立ち、眼下に広がる海は透明度が高く、ダイビングをはじめ、スノーケリングや体験ダイビング、シーカヤックなど、数々のマリンアクティビティを楽しむことができる。神秘の世界「青の洞窟」は、想像を超えた海の色を体感できるパワースポットとして知られている。海岸に口を開ける洞窟「クマガーガマ」の中へ入り、振り返ると体を包む海水がアクアブルーに輝き、ブルーが周りの岩肌に反射して、“青く輝く神秘の世界”を創り上げている。 ビギナーも楽しめる海と、設備の整った施設、神秘の洞窟、真栄田岬は多くの人を惹きつけてやまない魅惑のダイビングスポットだ。

真栄田岬

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～26m

人気のホムラハゼやヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウなどのマクロから、「青の洞窟」などのワイドな地形まで、すべてを網羅する本島屈指の有名ポイント。ツバメウオの編隊をはじめ、沖縄らしいトロピカルな魚も多く、スズメダイ、ハゼ、ベラ、甲殻類などレベルに合わせてフィッシュウォッチィングが楽しめる。トイレや更衣室などの設備も充実。

山田

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～25m

水底が砂地で、ビギナーでもゆっくりと潜れる。透明度は春先がいちばん良く、この時期にはコブシメの産卵がよく見られる。日本に生息するクマノミ6種類がすべて見られるのも魅力。じっくり観察するとさまざまな生物を確認できる。

沖縄本島 恩納

沖縄県国頭郡恩納村

壮大なドロップオフや真栄田岬内「青の洞窟」など見どころ満載！

　沖縄本島中部、西海岸に位置する恩納村は那覇から車で約1時間。海岸沿いに大型ホテルが並ぶ沖縄本島有数のリゾート地で、サンゴ礁の広がる美しいビーチがウリだ。村内には観光テーマパークの琉球村や琉球ガラスの沖縄工芸村などがある。 　ダイビングポイントとしては、洞窟やトンネルがある「残波岬」、「万座ドリームホール」「瀬良垣アウトリーフ」などが地形派ポイントが数多く点在している。レア種、人気種の生き物も多く、地形派、写真派ダイバーどちらにも満足できるエリアとなっている。

恩納ポイント

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	10m～25m

数々の根が張り出し、巨大な水中迷路。いくつもあるクレパスに差し込む光のカーテンが美しい。

ホーシュー

レベル	中級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	18m～35m

サンゴの密集した浅い棚からいっきに40mオーバーまで落ちるドロップオフが広がっている。潮通しの良さから魚影が濃く、またウミウシやピグミーシーホース、深場のベラやハゼなども狙える。岩壁の腔腸動物も豊富。水中ライト必携。

万座コーラル

レベル	初級者〜中級者
エントリー	ボート
水深	15m～30m

トンネル内には巨大カノコイセエビ。豪快なオーバーハングもあり、上級者でも楽しめます。

万座ドリームホール

レベル	中級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	25m～40m

ダイナミックなドロップオフの地形ポイント。水深5m付近にある穴の中はL字型の大きな洞窟になっていて、縦に降りて横に抜けることができる。真っ暗なホールから望む外洋の青い海が印象的で、出口で舞うリュウキュウハタンポも圧巻。ドロップオフではイソマグロなどの回遊魚に出会える可能性も。浅場のウミウシ&甲殻類も見逃せない。

ミニドリームホール

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	3m～25m

「万座ドリームホール」のミニ版。水深も浅めなので初心者からOK。とはいえ変化に富んだ水中が楽しめる。洞窟は水深18mにあいた横穴が入り口。透明度が高く、上を見上げるとブルーのコントラストに感動してしまうはず。穴の中ではウコンハネガイやアカマツカサ、リュウキュウハタンポなどに会え、深場ではスミレナガハナダイの姿も。

万座毛

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～30m

離れ根が点在し、そこにはさまざまな生き物が生息している。運がよければ大型のエイに出会ったり、アケボノハゼやリングアイジョーフィッシュが見られることも。クマノミの仲間も多く、初心者から上級者まで楽しめる。

万座毛

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～30m

離れ根が点在し、そこにはさまざまな生き物が生息している。運がよければ大型のエイに出会ったり、アケボノハゼやリングアイジョーフィッシュが見られることも。クマノミの仲間も多く、初心者から上級者まで楽しめる。

なかゆくい

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～15m

沖縄の方言で「ひとやすみ」の名前が付いた、沖縄らしい白砂とサンゴの癒し系ポイント。元気なユビエダハマサンゴと砂地の景観が美しく、マクロ人気NO.1のナカモトイロワケハゼをはじめ、ベニハゼ系や珍しいマクロ生物もいろいろ出てくる。

オーバーヘッドロック

レベル	中級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～40m

ドロップオフを降りると、水深18 〜 20mに広い横穴がある。中に入ればアカマツカサやリュウキュウハタンポなどの群れが現れる。穴の中から出入口を見ると、パノラマ写真のような風景が広がる。棚にはウミウシもたくさんいる。

沖縄本島 本部

沖縄県国頭郡本部町

癒し系からダイナミック系までさまざまな海を楽しめる。

　南北に細長い沖縄本島の中ほど、東シナ海に突き出た半島が、本部（もとぶ）半島だ。全国的に有名な「美ら海水族館」、「国営沖縄記念公園（海洋博公園）」、「ナゴパイナップルパーク」を中心とした観光果樹園、県内でも有数のソーキそばの有名店など、中・北部観光の中心地でもある。 　本部半島をベースにしたダイビングでは、目の前に浮かぶ瀬底島、沖に浮かぶ伊江島や水納島のポイントをボートダイビングで潜る。洞窟やアーチ、ドロップオフから、真っ白な砂地やサンゴなどなどを、さまざまな海中環境が１度に楽しめる欲張りなエリアだ。 　那覇からは車で２時間ほどかかるが、本部滞在なら、ポイントまで近く周辺の島々をゆっくりじっくり潜ることができる。

ラビリンス

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	6m～35m

初心者から上級者まで楽しめる、本部エリアの代表的な地形ポイント。水深5mから20mまで落ち込むドロップオフになっており、リーフの棚にあるたくさんの亀裂が立体迷路のようになっていておもしろい。地形だけでなく生き物も豊富で、クマノミ5種、ハナダイ各種、珍しいエビ&カニや、ハゼをはじめとした深場のレアな生物など見どころいっぱい。

イエローフィッシュ

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～25m

ヤシャハゼのコロニーが断然人気。水納島の最大水深16mのポイントで、これほどたくさんのヤシャハゼが見られるのは貴重。簡単には穴に入らないので、ゆっくりと観察・撮影できる。ベラやリュウグウベラギンポなどが砂地の上を舞っている。

ワサワサ

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～25m

水納島のポイント。真っ白な砂地に点在する根に、ワサワサと魚がいることからこのポイント名が付いた。サンゴの周りには、スズメダイやナンヨウハギ、ハナヒゲウツボなどを見つけることができる。まるで水族館の中にいるような気分に。

マーメイド

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	5m～25m

真っ白な砂地が広がり、水深10m前後の砂地にはヤシャハゼやヒレナガネジリンボウなどハゼ類が多い。ガーデンイールもたくさん生息している。根にはハナダイの仲間やムレハタタテダイの群れがカラフルに乱舞している。

唐泊

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～12m

個体数が少ないトウアカクマノミをはじめ、バイオレットボクサーシュリンプやヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウなどの人気の生き物が多い。マクロ派やカメラ派の支持が高いポイントでもある。カマスの群れなども見られる。

パンプキン

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～24m

瀬底島の南に位置するため、北風に強いポイント。ここでは高さ3m、直径4 〜 5mのカボチャのようなコモンシコロサンゴが印象的。手前の砂地ではヒレナガネジリンボウなどのハゼ類が多く生息している。スミレナガハナダイも見ることができる。

崎本部

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ビーチ
水深	10m～14m

本部にあるビーチポイント。通称「ゴリラチョップ」と呼ばれる岩の周りを潜る。水深が浅く、クマノミやロクセンスズメダイ、カマスなどが群れていて水中は明るくにぎやか。砂地では各種ハゼが見つかるので、マクロ派やデジカメ派も楽しめる。悪天候に強い。

沖縄本島 北部

沖縄県国頭郡国頭村辺戸

大自然の迫力を全身で感じられる海

沖縄本島北部のダイビングエリアといえば、辺戸岬。本島最北端の地で、隆起サンゴの断崖がそそり立つ。岬からは、左に伊是名島や伊平屋島、北には与論島も見渡せる。レストランやギフトショップ、復帰記念資料館もある。

江戸岬キャニオン

レベル	中級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～45m

沖縄本島の最北端に位置するポイント。ウミガメやナポレオン、大型回遊魚などが見られる。水深30mにトンネルがあり、ダイナミックな地形も楽しめる。流れが速いため、中級者以上向きのポイント

江戸岬ドーム

レベル	上級者
エントリー	ボート
水深	0m～20m

水深15mほどの壁に開く穴に入っていくと、その奥は鍾乳石がたれ下がるエアドームになっている。ドームの天井は10mくらい。水面から顔を出して空気を吸うこともできる。不思議な体験ができる神秘的なポイント。

沖縄本島 チービシ

沖縄県那覇市

ダイビングも観光も見どころ満載！　近くてディープなダイビングスポット

沖縄本島は、日本で3番目に大きな島。全国からのアクセスがよく、ツアー数も多い。とくに沖縄本島の玄関口・那覇滞在は料金はリーズナブル、観光・ショッピング・マリンスポーツと欲ばりに楽しめる。市内にはダイビングショップも数多く、初心者でも気軽に楽しめる。 チービシは、その那覇市の西約10kmの沖合いにある大小3つの島。ルカン礁はその南に浮かぶ卓礁で、どちらも白砂の美しい無人島だ。台風で形が変わってしまうほどの小さな島で、ここで唯一見られる人工的な物は、ルカン礁にある灯台だけ。 チービシでのダイビングは、那覇市内のシティホテルなどの滞在先でピックアップしてもらって港へ直行するケースが多く、主流は、ボートダイビング。朝、出港したら、夕方まで戻らないデイトリップが通常パターンだが、到着日にもボートダイビングができるよう、午後出港する２ボートツアーを行っているショップもある。 最終日には、首里城やパワースポットをして知られる斎場御嶽（せーふぁうたき）を訪ねたり、本部半島の〈沖縄美ら海水族館〉や〈パイナップルパーク〉まで足をのばすのもおすすめだ。

ラビリンス（神山島）

レベル	初級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～20m

砂地に根がいくつかあり、それぞれにトンネルやアーチがある。ドームにはアカマツカサやセグロマツカサがのんびり泳ぎ、アカククリなども見られる。ウミウシやレア物の発見も多い。午前中に那覇に到着したときによく使われるポイントでもある。

シュガーヒル

レベル	中級者〜上級者
エントリー	ボート
水深	0m～20m

粉砂糖のような砂が一面に広がった砂地のポイント。水深10mから沖に向かってゆっくりと落ち込んでいくその地形は、スキー場のゲレンデのようにも見えておもしろい。テンスの幼魚やヤッコエイも見られる。春〜夏にはコブシメも。