沖ノ島・うぐる島のダイビング見どころ

ダイビングサイトは多いものの、決してアクセスがいいとは言い難いのが四国エリア。中でも「海外より遠い」とまで言わしめた柏島やその周辺は、お世辞にもご近所の海とは言い難いけれど、それを押してでも潜りたい魅力がぎっしりと詰まっています。

黒潮がもろにぶつかるこの海域には、テーブルサンゴが広範囲に群生し、さながら南国の海のよう。さらに千種類以上もの生物が確認されていて、生き物好きダイバーやカメラ派には大人気です。関西や九州エリアのダイバーはもちろんのこと、関東から潜りに来るダイバーも少なくありません。

潜り方

ビーチポイントもあるが、比較的ボートダイビングが主流。

ツアー

柏島や室戸などの太平洋側は泊りがけツアーも多い。

沖の島

高知県宿毛市

四国の最西南端ダイビングスポット。魚の個体も大きく、種類も豊富

 高知県宿毛市の南西沖約24km、太平洋上に位置するのが沖ノ島だ。島は足摺宇和海国立公園に指定されており、標高404mの妹背山を中心に、水量豊かな谷川に恵まれており、漁業のほかマリンレジャーや磯釣りが盛んな島として人気だ。  黒潮が現れる海中は、国内でも有数の透明度を誇り、日本一の魚種の宝庫とも呼ばれている。マクロから大型回遊魚まで、約1000種を超える多種多様な生物と出会える海で、国内でも最大規模のスケールのサンゴ礁も見られる。  四国一早く海開きをするうどの浜海水浴場や、沖ノ島でいちばん大きな海水浴場、久保浦海水浴場も点在しているので、家族連れの海水浴やスノーケリングも楽しめる。  沖ノ島の特産品は落花生、サツマイモのほか、新鮮な魚介類。また、2010年に公開された映画『パーマネント野ばら』のロケ地で、撮影には実在の民家などを使用したため、現在も劇中と同じ風景が見られる。

トリノクビ

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~30m

この地域No1と言われるサンゴの群生は圧巻。水深7m位から見え始めるので初心者でもOK。アオウミガメにも、1ダイブで多いときに3個体も出会うことも。水深10m~20mの範囲ではピグミーシーホースの黄色バージョンが数箇所見ることができる。この地域No1の人気スポット。

トリノクビ南

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~25m

沖ノ島の癒し系ポイント。トリノクビの南側にありながら流れることもほとんどなく、 浅場からサンゴが点在。カメの遭遇確率も非常に高い。ツバメウオとカメが一緒に泳ぐ姿が目撃されたり、20m程でマダラトビエイが頻繁に目撃される時期もある。

外頭

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~25m

ときに大型のサメも出ることもあり、何が出るかは潜ってみてのお楽しみ♪ 20mを超えれば他エリアではレアなズグロダテハゼがいたり、ホタテツノハゼにも出会える。イトヒキアジ、イサキの大群、ブリやカンパチの群れなどの大型回遊魚も出現する。

赤崎1番

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~25m

浅場のサンゴから始まり、下には綺麗な砂地がある。砂地にはネジリンボウ等のハゼがたくさん。比較的浅い深度なのでカメラ派が粘って撮る事も可能。ピグミーシーホースも20m位にいるのでゆっくり写真撮影OK。安全停止はサンゴの上を泳ぎながら快適にできる。

赤崎2番

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~25m

オススメは水深18mで見えるピグミーシーホース。通年、産卵を繰り返しているようで、季節を問わずお腹がパンパンになっているオスを見ることができる。浅場にはサンゴもたくさんあり、キンギョハナダイの大群を見られる。

鳥帽子

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深

潮当りが抜群に良いポイント。綺麗な潮がやってきた時には透明度40mオーバーなんてこともしばしば。ゴロタの斜面と砂地で構成され斜面沿いを泳ぐとキンギョハナダイが群れをなす。斜面にはサンゴが群生しサンゴの破片をめくれば甲殻類の宝庫 代表的な生物 : フリソデエビ、キンチャクガニ、モンガラカワハギ、ナンヨウカイワリ、カマス、キビナゴ、タテジマキンチャクダイなど。

二並島

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深

沖の島を代表する地形ポイント。透明度の良い時には最高のワイドダイビングが楽しめる。秋頃には、深場にいくとサンゴアマダイの仲間たちに会えることも。北風にも強いポイント。 代表的な生物 : ツキチョウチョウウオ、キビナゴ、イサギ、コクテンカタギ、マツバギンポ、オキナワサンゴアマダイ、スジクロユリハゼなど。

赤崎3番

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深

アンカー元からまっすぐ下りていくと通称「テトリス」と呼ばれる漁礁がある。 漁礁にはテンジクダイが群れ、美しい光景が広がる。スジクロユリハゼやハナゴイにも出会える。 代表的な生物 : アオウミガメ、アザハタ、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、ホタテツノハゼ、ハナゴイ、イサギ、クマノミ、アマミスズメダイ、サザナミヤッコ、ソメワケヤッコ、ゴマチョウチョウウオなど。

ユルギ

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深

潮当たりが抜群に良く、綺麗な砂地が広がる。付近では、イルカがよく目撃されているので、水中でも会えるかも!? 他のポイントとは少し感じの違う雰囲気&ゾクゾク感が楽しめる。 代表的な生物 : メジナ、コロダイ、アカエイ、イバラダツ、キビナゴ、ヒレナガカンパチ、オヤビッチャ、イトヒキアジなど。

米バエ

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深

沖の島を代表するワイドポイント。春先にはハンマーヘッドシャークやマダラトビエイの群れが見やすい。周辺にはいくつもの巨大な根がある。

サウスコーナー

レベル上級者
エントリーボート
水深0m~30m

ハンマーヘッドシャークを狙うならココ。四方八方から流れる海流は複雑で上級者向き。魚影も非常に濃く、ワイド派にとっては天国のようなポイント。ただ、海流の強さ・向き・レベル等で、安全が確保できなければ、行けないので行けたらラッキー。

宮の下

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深

平均水深も浅くビギナーの方にも泳ぎやすいポイント。シコロサンゴや大きなノウサンゴが広がり、周辺にはチョウチョウウオの幼魚が群れている。毎年アオリイカが産卵するマル秘スポットもある。ブリの大群も見えたりも。

うぐる島

高知県宿毛市沖の島町鵜来島

四国最後の楽園! 豪快でサンゴ豊かな海

 高知県南西端、宿毛の沖合い約23kmに浮かぶうぐる島は、標高252mの龍頭山を中心とした険しい地形の島。足摺宇和海国立公園の指定を受けている。  わずか6kmの小さな島を囲む紺碧の海は、四季を通じて魚影が濃く、市の天然記念物にも指定されている豊かなサンゴ群が魅力だ。黒潮がよく当たるため熱帯性の魚が多く、回遊魚との遭遇率も高い。また、レアなマクロ生物も豊富だ。宿毛をベースにしたボートダイブ(約30分)となるが、島に宿泊することもできる。  釣りのメッカとしても知られ、多くの釣り客が大物を求めて訪れる。

うぐるガーデン

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~20m

港から近いポイントだが、20mには綺麗な砂地があり、ときにマダラトビエイが出る。大きな口のワニゴチがいつも横たわっていて、撮影もしやすい。浅場のサンゴも密集度も素晴らしく、最後の安全停止はサンゴと周辺の生物と戯れながら。

カメの巣

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~20m

名前の通りウミガメとの遭遇確率が高く、時に甲羅が1m以上あるような巨大なカメにも出会うことも。イトヒキアジやカンパチ、ツバメウオ、1mクラスのアオブダイなどの大物も多い。サンゴもたくさん見られ、流れもないので、初心者やのんびり潜りたいダイバーに最適。

竹の下

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~35m

なだらかな傾斜と階段状の地形の両方をあわせ持つポイント。階段状の地形ではウミウチワにクダゴンベやヒオドシベラなどがついていることも。イサキの群れも常時見られる。のんびり潜りたいダイバーにオススメ。キレイなソラスズメダイの乱舞やガンガゼエビなどもレアなマクロ生物も出る可能性のあるポイント。

遠藤スペシャル

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~30m

2009年6月に日本では前例が無いとされるアカグツ科の稚魚の生態写真が撮られたポイント。岩がゴロゴロ続く地形では岩の隙間にミナミハコフグやヤッコの仲間が沢山住んでいる。水深25m辺りにピグミーシーホースも住み、中層には巨大なブリの群れが出ることもある。深場からあがってきた珍しい生物の出現・目撃情報も多いポイント。

ひと指し指

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深0m~35m

人気スポットの親指の隣に位置するポイント。ブリやカンパチ、イトヒキアジなどの回遊魚にくわえて水深30m位にはスジクロユリハゼも。クダゴンベ、スジハナダイなど、ちょっと深場のアイドルも多数いる。大きな岩が重なり合っている所をすり抜けたりも出来るので地形派にも好評。

親指

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深10m~35m

砂地とゴロタの水底では、国内でも稀なモリシタダテハゼが水深30m台で見ることができる。砂地の上ではカンパチの群れやイトヒキアジもよく見られ、時にマダラトビエイ、サメなどに遭遇することも。春先にはアカグツも見られる。岩と岩の間を通り抜けられる穴もあり地形派にもオススメ。

浦の口

レベル初級者〜上級者
エントリーボート
水深10m~35m

うぐる島で1、2を争う大物ポイント。水深20mの根の周囲には大小さまざまな魚が集まり、他ではレアなイトヒキアジもかなりの確率で見ることができる。春先には1m以上のマダラエイに高確率で出会える。ピグミーシーホースやハナヒゲウツボ、またドロップオフを下りるとアケボノハゼも。


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